月の満ち欠け

月は満ち欠けを繰り返し、約４週間で元の形に戻る。

約２週間後は形が大きく異なり、満月なら新月に、新月なら満月になる。



ある日の夜、右半分が欠けた半月を眺めたカメオは、その２週間後にもやはり右半分が欠けた半月を見たという。

同じ場所で空を見ていたのに、なぜだろう。

カメオは寝そべって空を眺めていたのだが、ある日の夜と２週間後とで頭の向きが真逆だった。

月はある日の夜は下弦の月（右半分が欠けた月）、２週間後は上弦の月（左半分が欠けた月）であったが、見る向きが違ったので同じ形に見えたのだ。





（イラスト：「いらすとや」より借用）



なお、もし同じ場所でなければ、日本とオーストラリアとで地面の位置が逆さまになるため、

月や星座は上下逆さまに見えることになる。



先日新婚旅行でオーストラリアに行った時に思いついたのですがどうしても要知識になるので上記の出題形式にしました。

いずれにしても月の満ち欠け（半月の２週間後も半月）が要知識で申し訳ありません。