ある女が、保護猫の里親になろうと思い立った。
猫を保護していた男は、世話をできる条件が整っているか、女に尋ねた。
女はペットを飼うのは初めてだったが、「ぜひ飼いたい」「きちんと育てる」と熱意を伝えた。
その甲斐あって、女は保護猫を引き取ることができた。
それからは、愛しの猫ちゃんと戯れる幸せな日々が続いた。
しかししばらくすると、女は「猫を引き取りに行かなきゃよかった」と、ひどく後悔した。
なぜだろう?
転載元: 「日本猫歩き:東京編」 作者: アシカ (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/10261
猫を保護していた男は、空き巣の常習犯であった。
保護猫を引き渡すという口実で、個人情報を引き出し、後日空き巣に入ったのだった。
ある日、仕事から帰宅した女は、家が散々に荒らされているのを見て、警察に通報。
件の手口を警察から聞き、「猫を引き取りに行かなきゃよかった」と、ひどく後悔するのであった。