アラフォー美魔女の鳥居美蘭と20代のアイドル級美女ルゥは、絶賛ラブラブ同棲中のカップルだ。
年齢差はあるけれど、二人は毎日楽しくジムに通い、心身ともに健康そのものだ。
でも、ある日、ルゥが帰宅すると、美蘭が泣いていた。
「どうしたの?美蘭さん」
「どうしても…とれなくて…」
「ちゃんとした所で、とってもらった方がいいよ」
「まあね…ちょっと怖いけど」
「怖いんだw 美蘭さんちょっと可愛い💛」
「良かった。とれたの?」
「うん…ああ、でもそれでとらなきゃなって思ったの」
「とってないの?」
「うん、どうしてもとれないから」
「早くとって、とったほうがいいよ」
「…ルゥみたいにそんな簡単にはいかないの!」
「気にすることないのに。わかった。じゃあ私がとるね!」
「え?」
さて、美蘭はいくつかのものをとりたかったりとれなかったりしているのだけれど、下線部の「とらなきゃな」は何のことを指しているのだろう?
*質問数制限はありません。
*文字当て質問は禁止です。
転載元: 「angel of my dreams」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/10508
マイナンバーカード
「眼科行って目のゴミは取れたんだけど、そろそろマイナンバーカード取らなきゃな、って思ったの」
「あー保険証なくなるしね」
「そ。病気も怪我もしないから病院行かないし、気付いてなかった」
「てかまだ取ってないんだ?」
「うん。逆にルゥが意外とちゃんとしてるのに驚きだよ…(あれ、クォーターでも取れるんだ)。てか、どうしても納得いく写真が撮れなくて。夢のような奇跡の一枚が撮りたいのっ!だって10年も使うんだよ?」
「え〜そんな気合い入れるもの!?早く写真撮って、取った方がいいよ?」
「いつでもどこでも可愛い写真が撮れるルゥみたいに簡単にはいかないの!…笑ったね?この歳になると死活問題なんだからっ!機械なんて論外だし、スタジオでもこれっていうのが撮れないの」
「確かに私はいつも可愛く撮れるけど…美蘭さんこんなに綺麗だから、気にすることないのに…
わかった。じゃあ私が撮るね!
あれ証明写真じゃなくても良いらしいから。
そこ立って」
「えっ…えっ!?!?ちょっと待ってメイクだけ直す!」
「はーい撮るよ🙋♀️スマホじゃなくて私の方見て?」
思えば、ルゥに自撮り2ショじゃない写真撮ってもらうの初めてだ。
可愛いルゥを見ていたら愛おしくて、自然に笑みが浮かんだ。
「どう?これ」
そう言われて、ルゥのスマホを覗き込む。
…我ながらやばいだろ、これw
「やばい。奇跡の一枚」
「でしょ?鬼呼ばわりしてたけど、これはガチで天使。
美蘭さん綺麗だもん、ただの実力。
それを出せてないこれまでの写真の方が悪い。」
「ルゥ、カメラマンだったの?」
「ううん、撮られる方はやってたけど。
あ、その時プロのカメラマンから教わった秘訣があるので教えてあげるね。
1つ、太陽やレフ板が眩しい時は、シャッターギリギリまで目を閉じる。
1つ、表情を作る時は、頭の中で好きな音楽を流す。頭の中で楽しいことを思い浮かべるのでも良い。
でも、一番大事なのは」
「?」
「カメラの向こうに大好きな人がいると思うこと💕」
…可愛い。可愛すぎる。
マジでこの子のスマイルしか勝たん。