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諦めきれない

[ウミガメのスープ]

「また出会ったときには、今みたいに■してほしい」
清廉潔白・生涯一途である女は、
昔そう告げ逃げた男を目の前に、
今も溺愛する男の積年の願いを、
叶えられないことに心底喜んだ。

女が喜んだ理由を考え、に当てはまる言葉(1文字とは限らない)と共に答えよ。


出題者:
出題時間: 2026年4月1日 18:27
解決時間: 2026年4月4日 1:37
この作品は
CC BY-SA 4.0
の下で公開されています。
転載元: 「諦めきれない」 作者: Duffy (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/10800
タグ:

清廉潔白であった彼女は、ある日魔女裁判により収監され、禁錮100年の命を下された。獄中生活の中、彼女は収監前に愛していた男との子を身籠った。拷問苦の中生きる希望を授かった彼女は、彼が見つからないようベッドの下に彼を隠しつつ世話を続けた。
7歳の誕生日。ベッドの下に彼を隠し通せなくなった彼女は、我が子を逃がす決断を下す。檻は頑丈だったが、7歳の少年が通り抜けられる隙間は作れた。彼は逃げる最後の瞬間、
「また会えたら、今みたいにぎゅってしてね。」
そう告げ、檻に背を向け消えて行った。

あれから10年経っただろうか。

髪もラプンツェルのように伸びきり、憔悴した彼女の元にやってきたのは、まぎれもない我が子だった。幼少期の癖で抱きつこうと檻に近づく彼。しかし、成長した彼にとって、檻の中に入れるには腕が精一杯であった。
魔女の隠し子と後ろ指を指され、苦しみながらも今まで成長してきたであろう。そんな彼の顔を見た彼女は、
「こんなに大きくなったんだ…ね…」
初めて彼の前で嬉し涙を零した。

【FA】魔女裁判で収監された少女は、身籠り檻の隙間から逃がした子供に再会した際、檻を通り抜けられず、彼が望んでいた「ハグ」をしてあげられないまでに成長したことに喜んだ。


出題者:
参加するには または してください
パトロン:
アシカ人参
と 匿名パトロン 3 名
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Cindy