ベトナムから来た外国人労働者のカモイさん。彼は建設現場で働いた後、日給を受け取るために社長室である私の部屋へやってきた。私は社長室に座り、娘と一緒に歌を聴きながら、ゆったりとした時間を過ごしていた。
カモイさんは私に近づき、こう尋ねた。
「働くというのはどこへ行きましたか?」
すると、私は答えた。
「働くことと何の関係があるんだ?」
その言葉に戸惑ったカモイさんは、私に「あるもの」を探して見せ、私は誤解が解けて日給を渡すことになった。
カモイさんが私に見せたものとは?
転載元: 「ブラック社長??」 作者: ううらうら (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/10925秘密は、私と娘が聴いていた歌にあった。
私と娘が聴いていたのは『線路は続くよどこまでも』。この歌はもともと、アメリカの鉄道建設労働者たちが線路を敷設しながら歌っていた労働歌(ワークソング)だったが、日本では単に「線路」という素材だけを取り入れて翻訳・翻案されたものだ。
原曲の歌詞を知っているカモイさんは、こう尋ねた。
「(この歌は線路工事の作業員たちが『働いている』という内容の歌なのに)働くというのはどこへ行きましたか?」
一方、原曲の内容を知らない私は、こう答えたのだ。
「(この歌が)働くことと何の関係があるんだ?」
その言葉に困惑したカモイさんは、私にこの曲の原曲の歌詞を見せ、私の誤解が解けて日給を渡すことになった。
――ちなみに、日給を支払うという出来事自体は、この一連の出来事(歌をめぐる誤解)とは何の関係もなかったのである。