
出張帰りの逆瀬川課長と部下の猫山御影が駅にたどり着くと、すごい人数の人でごった返している。
しかも、若い女性ばかりだ。
「うわ すごい混んでる」
「あー近くでアイドルのライブでもあったんじゃないですか?ほら」
見ると、その女の子たちは揃いの「推しグッズ」を持っている。
「うちの親戚もアイドルやってるから、なんか親近感が…あ、私はやってないですよ!私は!…ってどうしたんです課長?」
そう言った御影が横を見ると、逆瀬川課長は露骨に顔を曇らせていた。
「私 あれは無理なのよね…気持ち悪い…」
「えっ あ、そ、そうですよね。まあいい大人がやることじゃないか…中には沼りすぎて病んでる子もいるって言いますし…でも、割とどんな価値観でも趣味でも寛容だと思ってた課長にもNGがあったんですね。知りませんでした」
「え…?あ、いや、全然そういうんじゃなくって!!ごめんなさい!!別に推し活は好きなだけやっていいと思うし、ファッションも個人の自由だよ!でも、あれだけは、どうしても…」
なぜ価値観の多様性を認める逆瀬川課長が、そんなネガティヴな発言をしたのだろう?
*要知識かもしれません。でも、そのジャンルに全く疎いgattabiancaでもわかるレベルです。
転載元: 「you know together we're glowing」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/11016
*トライポ(集合体恐怖)なので、痛バッグは苦手。
「私、まあまあ重度のトライポでさ…あの、缶バッジぎっしりってどうしてもぞわっとするのよね。特にこれだけたくさん視界に入ってくると、うん、まあ…」
「あー…言われてみるとちょっと気になる、かも…」