大手飲料メーカー「カメオ飲料」が、主力商品の値上げを発表した。
まずは、国民的人気商品の「カメオコーラ」。
500 ml入りペットボトルの価格が170 円から190 円に引き上げられた。
市民からは、
「まあ、このご時世じゃ仕方ないよな……」
「それでも飲む!むしろ今までよく頑張った」
といった声も多く聞かれ、価格改定はおおむね受け入れられた。
ところが続いて、同社が「ダイエットカメオコーラ」の値上げを発表。
こちらも同じ500 ml入りで、170 円から190 円になるという。
すると今度は一転して、メーカーに批判が殺到した。
同じ20 円の値上げなのに、なぜこれほど反応が違ったのだろう?
転載元: 「甘くない値上げ」 作者: 冬 (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/11083ウミガメ国では肥満や糖尿病など、生活習慣病が大きな問題となっていた。
そこで、健康増進を目的として、糖分を含む清涼飲料に新たな税金を課す制度が導入された。
この税負担の増加を理由に、カメオ飲料は通常のカメオコーラを20 円値上げした。
市民も事情を理解しており、値上げをやむを得ないものとして受け入れていた。
ところが、ダイエットカメオコーラは糖類ゼロ。今回の制度では課税対象外であり、メーカーに新たな負担は発生しない。
にもかかわらず、通常のコーラとまったく同じ20 円の値上げが発表されたのだ。
これを知った市民たちは、「便乗値上げじゃないか!」と猛反発したのだった。