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【蝸牛ますか?】迎え梅雨の昼下がり

[ウミガメのスープ]

梅雨の日
雨を避けて、駅前に止まっていたタクシーに乗り込んだ女が
「出来るだけ時間をかけてカメオの家までの最短距離を走ってほしい」と運転手に頼んだ。
何故?

つのめさんのオマージュです


出題者:
出題時間: 2018年6月7日 22:47
解決時間: 2018年6月7日 22:52
© 2018 tomo 作者から明示的に許可をもらわない限り、あなたはこの問題を複製・転載・改変することはできません。
転載元: 「【蝸牛ますか?】迎え梅雨の昼下がり」 作者: tomo (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/1669
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タクシーの中、女はほつれかけた脇腹を押さえながら考えた。
本来は歩いてゆくつもりだったが、この雨ではタクシーを使うしかない。もちろん、なるべく遅く走らせる。最短距離をゆっくり近づくことで、カメオにじわじわと恐怖を与えてやるのだ。
カメオ。駅前のゴミ箱に彼女を捨てていった男の名だ。
しばらく窓の外を眺めていた女は、前方に郵便局を見つけると、カメオに電話をかけた。

「もしもし…私メリーさん。いま、郵便局の前に居るの…」



「着きましたよお客さん、1200円ね」
「……」
「お客さん?」
「……」
「おい! 待て! 逃げんな!」

出題者:
参加するには または してください
パトロン:
アシカ人参
と 匿名パトロン 3 名
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Cindy