【亀夫君問題】今日の晩御飯は魚がいいな

晩御飯のメニューを悩んでいた男が、
浴槽を見て泣いている。

その理由を説明してください。

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これは亀夫君問題です。
みなさまの質問には、物語の登場人物である「コウタ」が答えます。
はいといいえで答えられない質問でもかまいません。

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ゆったりとしたペースになるかと思います。
初出題ですので至らぬ点もあるかとは思いますが、
どうぞよろしくお願いいたします。

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小唄（コウタ）は情緒不安定な女性。恋人の悠吾（ユウゴ）と二人暮らしをしている。

ある日、入水自殺をしようと近所にある公園の池に飛び込むも失敗。
ずぶぬれになってしまったが、このまま家に帰っては自殺未遂が悠吾にバレてしまう。
小唄は家を出る前に悠吾がその日の晩御飯のメニューを迷っていたことを思い出し、
「晩御飯に魚が食べたかったので捕まえるために池に入った」という言い訳を考えつく。

生きたままの魚を持ち帰った小唄だが、悠吾は信じるはずもない。
小唄が入水自殺をしようとして失敗したこと、言い訳のために魚を捕まえたことを悟ってしまう。
魚を食べるわけにもいかず、ひとまずアパートの浴槽に泳がせたところで
恋人が死を選ぼうとしたことを悲しみ、涙がこぼれた。