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機械仕掛けの神さま

[ウミガメのスープ]

広場の中央に飾られた精巧な時計の大半が時を刻んでいない事に気付いた男は、長い間この土地が無名だった理由を理解した。

一体どういうことだろうか?


出題者:
出題時間: 2018年12月24日 18:15
解決時間: 2018年12月24日 18:32
© 2018 つのめ 作者から明示的に許可をもらわない限り、あなたはこの問題を複製・転載・改変することはできません。
転載元: 「機械仕掛けの神さま」 作者: つのめ (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/2674
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【この土地から生還したものがいない=土地の存在する知られていない】

調査日誌
○月✕日
ジャングルの生態調査中、原住民に襲われ応戦。
その後、逃げ出した原住民の後を追うと竪穴式と見られる住居群(以降、村)を発見した。
村の中心部には広場が設けられており、広場の中央には儀式に使用されていたと見られる血にまみれた祭壇。
村からは先発隊の遺品と見られる衣服や装備が見つかった。
特に祭壇には様々な年代、地域の腕時計が祀られており、原住民にとって何らかの信仰的意味合いがあったと推測される。

ジャングルの奥地に原住民が存在するとの報告は受けておらず、村の何処にも交易等の痕跡が存在していたいないため、おそらくこの土地に踏み入った人間の全てがこの原住民に殺害されたものと思われる。
人類史においてこの村の存在を初めて公にするのは本隊と推測されるため、この村を便宜上「カルぺ村」と名付ける。

追記
私が兄と父に贈った腕時計も見つかった。
先発隊に参加していた行方不明の二人を探す為にこの調査隊に志願した身として、二人の最期がこのような結末であったことが残念でならない。


出題者:
参加するには または してください
パトロン:
アシカ人参
と 匿名パトロン 3 名
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Cindy