奇妙なメガネ

[ウミガメのスープ]

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ウミオはいわゆるメガネ族だ。
ある時、躓いた拍子に、レンズが外れ、壊れてしまった。
しかし翌日もウミオはそのままのメガネをかけてきた。なぜか。


出題者:
出題時間: 2019年4月15日 18:12
解決時間: 2019年4月15日 18:58
© 2019 dyty 作者から明示的に許可をもらわない限り、あなたはこの問題を複製・転載・改変することはできません。
転載元: 「奇妙なメガネ」 作者: dyty (Cindy) URL: 
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A.ウミオはガチャ目であり、度の入ったレンズさえ残っていればよかったから。

ウミオのメガネには元々、度の入ったレンズと、入っていないレンズが嵌められていた。というのもウミオは、右が0.1未満、左が1.5という極度のガチャ目だったのである。

ウミオは、メガネの性能に満足しており、何より見た目も気に入っていた。また、ウミオはよく物を壊しがちだったので、多少の高さには目を瞑って、頑丈なフレームを買っていた。しかし一点だけ、不満なことがあった。度の入っていない方のレンズが、やたらと外れやすかったのである。もし本物のレンズを入れることになった場合、偽のレンズがしっかり固定してあると、新たにフレームや、右レンズごと購入しなおさないといけなくなるためだ。

しかし、通学中に人とぶつかったり、就寝前にメガネを外した隙にうっかり手から滑り落ちたり…と、その日々の些細な衝撃でも偽レンズは簡単に外れてしまい、その度にわざわざ探なければならない。すでに2回行方不明になり買い直しているが、地味に値段が優しくない上に、なくても問題ないものをわざわざ探したり、買い直すというのは何とも妙な話だった。

そしてある日、階段で躓いた拍子に偽レンズが落下し、体勢を支えようと踏み出した右足で見事偽レンズを粉砕するという大惨事が起きた。これを見て、いい加減嫌気がさしたウミオは、以降片方しかレンズのない「奇妙なメガネ」を付けてくるようになったのだった。


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パトロン:
アシカ人参
と 匿名パトロン 3 名
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Cindy