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悪戯な幽閉

[ウミガメのスープ]

立て篭り事件が発生した。犯人の男は、凶器は持っていないが腕っぷしが非常に強い。彼は人質の女と共に今も立て篭り続けている。
立て篭り場所に出入口となるドアは一つしかなく、また他の窓から出ることはできない。そしてその出入口ではもう1人、見張りが待ち構えている。群衆は心配そうに犯人と人質を見つめる。

何時間経っても、犯人は人質の女から離れる気配がない。彼女は何度も逃げようとするも、すぐ犯人に止められてしまう。
そしてある時、犯人が窓から群衆に向かって手を振ったその時………

女はドアに鍵がかかっていないことに気付いて絶望した。

いったいどういうことか。


出題者:
出題時間: 2020年2月18日 21:11
解決時間: 2020年2月18日 22:01
© 2020 Duffy 作者から明示的に許可をもらわない限り、あなたはこの問題を複製・転載・改変することはできません。
転載元: 「悪戯な幽閉」 作者: Duffy (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/4061
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いったい何時間経っただろうか。
立てこもり犯に見つかったのは、1人遊園地のベンチにいた時であった。
彼は私を追いかけ、怒号をあげながら観覧車のゴンドラに私を押し込んだ。
今私は彼に阻まれ、動くこともできないでいる。見張りによって観覧車は動かされ続け、降りることもできない。
………
横着するだけの警察に嫌気が差した私はすぐ隣の犯人に叫ぶ。
「いい加減出してよ!いったい何がしたいの!?」
「…そんなに出たいなら、今すぐ出してやるよ。」
観覧車の頂上。見通しが良くなり、外に手を振る犯人が、ドアを乱暴に蹴ると、、、

鍵がかかっていると思っていたドアが、軋みながら開いた。


出題者:
参加するには または してください
パトロン:
アシカ人参
と 匿名パトロン 3 名
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Cindy