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代用ウミガメのスープ

[ウミガメのスープ]

ある男が、とある海の見えるレストランで「ウミガメのスープ」を注文しました。

しかし、彼はその「ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、シェフを呼びました。

「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」

「はい・・・ ウミガメのスープに間違いございません。」

「本当に?本当にこいつがウミガメのスープだって言うのか?」

「・・・・・・いえ。 実はここ数年間ウミガメが手に入りませんので、他の動物の肉で代用しております。」

男はそれを聞くと、シェフを殺してしまいました。

何故でしょう?


出題者:
出題時間: 2021年7月10日 18:00
解決時間: 2021年7月10日 18:07
© 2021 /+✕ 作者から明示的に許可をもらわない限り、あなたはこの問題を複製・転載・改変することはできません。
転載元: 「代用ウミガメのスープ」 作者: /+✕ (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/6171
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「私は本物のウミガメのスープの味を知ってしまった。遭難中、私がウミガメだと思って食べたのは、死んだ仲間達の肉だったのだ」

親友が遺した遺書には、そう書かれていた。

男は目を疑った。男こそが親友に「ウミガメのスープ」を振る舞った張本人であり、それはまぎれもなく、本物のウミガメで作ったスープだったのだから。

一体なぜ、そんな勘違いをしてしまったのだろう。
考えながら帰路につく途中、男は親友の家の近所に、「ウミガメのスープ」を出すというレストランを見つけた。

珍しいと思って入ってみると、そこで出された「ウミガメのスープ」の味は、本物のウミガメとは明らかに違っていた。

そうか。こいつがついた嘘のせいで、親友は死んだのか。

男はその全てを悟り、殺害に至った。


出題者:
参加するには または してください
パトロン:
アシカ人参
と 匿名パトロン 3 名
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Cindy