海で釣りをしていたおじさんが、海水でベチャベチャになったたいやき(あんこ入り)を躊躇なくたべたのはなんで?
ただし、おじさんは空腹だったわけではない。
*Q16 名無し編集者さんのリサイクルです。
転載元: 「【泳ぎますか?リサイクル】Such a lovely place, such a lovely face」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/6188
「うーっす太郎久しぶりー元気?」
「おうシンノスケ、遊びに来てくれてありがとな。」
「いや、海の底に城があって遊びに行けるってだけでも驚いたけど、そこでお前が暮らしてるって噂聞いてさ、まじびっくりしたよ。しかも、水中とか言って全然苦しくないのなここ。」
「その辺の理屈はわかんないけどさ。お前いつまでいんの?」
「明後日。仕事あるし。お前もいいよな。もう漁師とかしなくていいんだろ?」
「ああ。なんかここのお姫様に気に入られちゃって、さ。」
「いいよなー働かなくても生活できるんだろ。しかも、すっげー美人らしいじゃん。いいなあ俺もヒモになりたい。」
「ヒモとか言うなよ。ちょっと陸地に戻りたいんだけど、とか言ったら、はあ?みたいな顔すんだぜ。束縛キツすぎだろ。」
「いや、自慢にしか聞こえないね。」
「まあそれはいいとして、地味にしんどいのが食べ物。いや、海産物はそりゃうまいよ?でもさ、俺、酒ダメで甘党じゃん?ここ甘いものないんだよね。砂糖は溶けちゃうからとか言って。」
「そう言うと思ってさ、お土産にお前の好きな鯛焼き、あんこたっぷりのやつ、買ってきたんだけど、流石に海水でべちゃべちゃになっちゃったよ。ごめんな。」
「あーいいよ。甘いものってだけでうれしいわ。やっぱり食べ物は慣れ親しんだ味が一番だよなー。」
要約:甘党浦島太郎(過去に漁師として「釣りをしていた」。年齢的におじさんであるかどうかは各人のイメージによる)への陸地からの差し入れ。