【異国ますか？リサイクル】Baby alone in Babylone

夢にまで見た異国の地で観光をしているカメコ。
にもかかわらず、カメコは帰りたくて仕方ない。どうしてだろう？

＊Q7 このはさんのリサイクルです。

「夢にまで見た憧れの国」に住むことになったカメコ。
観光を終えて、そこの「自宅」に帰ることすら嬉しい。

海外旅行は大好きだ。年に１回は一人でふらっと行っていた。
でも、帰らなきゃいけないのがいつも嫌だった。

だけど、今回、新婚の夫の海外駐在が決まり、海外に「住む」こととなった。
ガイドブックには「暮らすように旅する」とかよく書いてあるが、本当に「暮らせる」のだ。
今までだったら、割れるのが不安だった綺麗な食器や、輸送費がネックになって買えなかったアンティーク家具だって買える。
広い美術館も、１日で全部見なきゃとか思わなくていい。

でも、何より嬉しいのは、ホテルじゃなくて「私の家」に帰れること。
ずっと憧れていた国を「旅行」するんじゃなくて、そこで「生活」できる贅沢さは格別だ。
スーパーで買い物して、料理しながら、明日はどこにお出かけしようかなあ、って考えてあなたの帰りを待っていると、この街が私のものになったみたいで、すごく嬉しい。

ああ、明日はどこに行こうかなあ。