時間を操る猫

Aさんは右手一本動かすだけで時間を巻き戻すことができる。
また、巻き戻った時間を再び先に進めることもできる。
ある日Aさんはいつものように時間を巻き戻していたところ、途中で飼い猫がゆっくりとAさんの近くまで歩いてきた。
その瞬間、Aさんは時間を先に進めることが不可能になってしまった。
どういう状況だろう？

Aさんはパソコンの文書作成ソフト（Wordなど）で書類を書いていた。
途中で失敗に気づき『戻る』ボタンをマウスで連打して前の状態に戻していると、勢い余って戻し過ぎてしまった。
いつもなら戻り過ぎてしまっても『進む』ボタンを押すことで先に進むことができる。
しかし、その途中、猫が左手の近くに歩いてきた。
左手にはキーボード。猫がキーを踏んづけてしまった。
文書作成ソフトでは戻るボタンを押している途中に文字を入力すると先に進めることができなくなる。
つまり、猫が押したキーにより文字を入力してしまったせいで『進む』ボタンが使えなくなってしまったのだ
※実話です。私の友人が実際になったらしいです。