変化がまだ苦手なポンタは、人間の姿になっても耳と尻尾が元に戻ってしまうことがよくあった。
しかしある日、多くの変化が見破られる中、ポンタだけ耳と尻尾のおかげでバレなかったらしい。
いったいなぜ?
*Q2 風木守人さんのリサイクルです。
転載元: 「【変化ますか?リサイクル】Looking good and feeling fine」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/6613
変身学校1年生のタヌキたち。
今日は、変身実技テストです。
先生から、1匹1匹、厳しいチェックが入ります。
「タヌッピイ。手に毛皮が残ってるし、人間の爪はそんなんじゃない。やり直し!」
「あーまたやっちゃった。」(ちぇっ、どうしても手が苦手なんだよなあ。)
「タヌリン、またヒゲがピンって飛び出てるぞ。人間はそんなとこにヒゲはついてないぞ。特にそんな可愛い女の子にヒゲなんてないんだ。」
「はーい。」(どうしてもヒゲ隠すのが難しいのよねー。)
みんな、1匹1匹、どうしても苦手なポイントがあるようです。
さて、次はポンタの番です。
ポンタは、キャップを被ってオーバーサイズの服を着た、流行りの若者に化けました。
それなら、耳も尻尾もうまく帽子や服の中に隠すことができますからね。
「ポンタか……よしよし 人間のおしゃれな若者に見えるぞ…特にタヌキの部分は残ってないな。合格。」
「ありがとうございます!」(ラッキー♪)
そう、ポンタの苦手なのは耳と尻尾を隠すこと。
でも、なんとかそれをごまかせるような服装を選ぶことで、無事試験を切り抜けることができたのでした。