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walking in a winter wonderland

[ウミガメのスープ]

stamp 猛獣使いのメリー。
彼女は実は猛獣と会話できるが、異端と呼ばれ、その力を使うことはそれまでなかった。

しかし、ある日その力をみんなの前で披露することになった。何があったのだろうか?

*この問題は「メライクル」を通じてメラ様からご提供いただいたものです。メラ様、どうもありがとうございます。


出題者:
出題時間: 2021年11月2日 22:12
解決時間: 2021年11月4日 1:07
© 2021 gattabianca 作者から明示的に許可をもらわない限り、あなたはこの問題を複製・転載・改変することはできません。
転載元: 「walking in a winter wonderland」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/6617
タグ:

stamp 猫に鈴をつけるネズミたちのお話。
メリーは猛獣(猫)とお話のできるネズミなのです。

<童話「猛獣使いのメリー」>

クリスマスに近いある日のこと。
ネズミたちの村では、こんな議論が交わされていました。

「もうあんな猛獣の猫に怯えて暮らすのは嫌だチュー」
「猫に鈴をつけるのがいいと思うチュー」
「でも誰が行くチュー」「俺は嫌だチュー」「私も嫌チュー」

「あ、あたし行くチュー」
そう言ったのは、まだ幼いメリーでした。
実は、メリーは、生まれつき猫の言葉がわかるのです。
「猫はほんとにそんなに怖くないチュー」

「何を言ってるチュー」
「騙されちゃダメだ、こいつは異端だチュー」
「行くなら一人で行ってこいチュー」

メリーは、一人、猫のトムの所に出かけて行きました。

「トムさん。あたしの仲間はトムさんたち猫のことを怖がっているにゃん。だから、この鈴をつけさせてくださいにゃん。」
「…ほう、お前は猫語が喋れるにゃん。何を言っているにゃん。君たちが勝手に怯えているだけにゃ。ネズミを食べるなんてどんな飢饉時代の話にゃ。今は、食べ物もいっぱいあるし、おもちゃもたくさんあるから、ネズミには全く関心がないにゃん。」
「だったら、あたしの村まで来て、みんなにそう言ってにゃん。あたしが通訳するにゃ。」

そう言って、メリーはトムを連れてネズミの村まで戻ってきました。
最初は怯えていたみんなですが、メリーがトムの言葉を通訳すると、みんな信じてくれました。

そして、メリーたちネズミは、猫に怯えずに楽しいクリスマスを迎えることができました。
最初にトムにつけようとしていた鈴がどうなったかって?
それはこのそりについていますよ。

「耳を澄ませて そりの鈴の音
 道には雪が キラキラしてる
 なんて素敵なの
 楽しいね
 魔法みたいな 冬景色」 (Winter Wonderland)

ちょっと早いけど、メリークリスマス。


出題者:
参加するには または してください
パトロン:
アシカ人参
と 匿名パトロン 3 名
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Cindy