閲覧者数: ...

noyée sous les flots

[ウミガメのスープ]

毎週末恋人の家に行っていた男。
しかし、ある週末、恋人の住む地域はひどい台風の被害に遭ったため、男は恋人の家に行くことができなかった。
そんな男は、恋人の家の外の状態よりも、部屋の中の状態のことを心配した。
特に恋人の家のあるエリアで停電や略奪行為が起きたりはしていなかったのだが、なぜそんな心配をしたのだろうか?

*百人一首 その二十二【ふくからに あきのくさきの しをるれば むべやまかぜを あらしといふらむ】からのinspireです。


出題者:
出題時間: 2022年3月28日 23:20
解決時間: 2022年3月29日 0:05
© 2022 gattabianca 作者から明示的に許可をもらわない限り、あなたはこの問題を複製・転載・改変することはできません。
転載元: 「noyée sous les flots」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/7149
タグ:

その男、ラティーオの恋人カメコは、平たくいうと、片付けられない女である。
ラティーオが毎週末行って片付けることにより、なんとか足の踏み場を確保できていたのだ。
(それでもウィークデーのうちに、大抵はまた足の踏み場がなくなってしまう。)

1回週末が空いてしまったら、どんなことになってしまっているのだろう。
旅行とか出張にでも行ってくれていれば、そんなに散らからないかもしれないが、台風が来ていたということは外出もできていないだろう。

…次の週末、恐る恐る部屋を開けたラティーオの目に飛び込んできたのは、嵐の後さながらの(汚)部屋と、その中で埋もれて寝ている美女カメコの姿であった


出題者:
参加するには または してください
パトロン:
アシカ人参
と 匿名パトロン 3 名
Donate using Liberapay
Avatars by Multiavatar.com
Cindy