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のしかかる重み

[ウミガメのスープ]

カメミは恩人を殺してしまった。
それはカメミが人に対しての配慮の無さが原因だったという。

その後、この話は尾ひれがつきながらも有名になった。
カメミを見た人達が、その話をしているのが聞こえてきた時、
カメミは涙を流しているという。

どういう状況だろうか?


出題者:
出題時間: 2018年3月9日 16:59
解決時間: 2018年3月9日 17:14
© 2018 狐狗狸 作者から明示的に許可をもらわない限り、あなたはこの問題を複製・転載・改変することはできません。
転載元: 「のしかかる重み」 作者: 狐狗狸 (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/851
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むかしむかし、カメミは砂浜でいじめられていた。
それを助けたのが、太郎という若者だった。
姓は浦島といったという。

助けてくれたお礼にと、
「良い所に連れて行ってあげます」
とカメミは太郎を背に乗せ海に向かった。

太郎「えっ、でも海の中は息ができないんじゃ…」
カメミ「信じて、掴まっていてください」
海の中を進むカメミ。
太郎「いや、ちょ息ガボボボボ…苦しビビバボボボボ」

カメミ「着きましたよ、浦島さん。あれ?ハッ…し、死んでる…」
太郎「…」

――数百年後

砂浜で産卵中のウミガメを見た人達。
「野生のウミガメって初めて見た。水族館でしか見た事ないや」
「私は本物を見たのが初めて。うらしまたろうの中でしか知らないわ」
「助けた亀に連れられてー竜宮城へーってやつね」
ウミガメは涙を流していた。

太郎「こりゃ絵にも描けない。まるで天国だわい」

<FAまとめ>
・カメミはうらしまたろうの亀
・竜宮城へ連れて行くのに、人間が水中では息ができない事を考えず溺死させてしまった
・この話が語り継がれた今もカメミは生きており、産卵で涙を流している時に、
 ウミガメを見た人たちから、うらしまたろうの話題が聞こえてくる事がある


出題者:
参加するには または してください
パトロン:
アシカ人参
と 匿名パトロン 3 名
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Cindy