2月第一週。
水平台学園の夢花たちは、バレンタインチョコ作りの材料のために、人気のグローサリー、カメディにやってきた。
普通のスーパーでは売ってないようなおしゃれなスイーツや珍しいお菓子に、みんなテンション爆上がりだ。
「そうだ、ママから特別にお小遣いもらってきてるんだー。ママも食べたいから美味しそうなチョコとかお菓子買ってきて、って」
「さすが夢花ママ!!せっかくだから色々買ってみよーよ!!」
「これ可愛い!猫の舌の形のチョコ?」
「貝の形のもかわいーよ!ベルギーのチョコなんだ?」
「このプチブラウニーの缶まじやばい!食べ終わったらもらっていい?」
「え〜これミルク入れとくとホットチョコレートになるんだ?美味しそうじゃない?」
「何これ?柿の種チョコ?美味いの?やばくね?」
「ポテチもある〜〜」
「え、何、こんなのもチョコフレーバーあるんだ?」
「おもしろそー 買おーよ!!」
さて、買い物を終えて夢花の家に集まったガールズだったが、そのお菓子を一口食べてショックを受けた。
なぜだろう。
転載元: 「every February, you'll be my Valentine」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/10243
*トリュフ味(珍味の方)ポップコーンをチョコレートのトリュフだと勘違いして買ってしまったから。
「何これ…チョコじゃない…よ?」
「まってまって トリュフ味…って書いてあるけどさ、なんか珍味とか言われているあっちのほうなんじゃない?」
「え、そんな、チョコのトリュフと並べて置いとかないでよー 間違えるじゃん」
「ってか誰だよ これチョコフレーバーだって言ったのw」
「…ごめん」
「なんかこっちのトリュフってそんなにおいしくないね」
「ちょっと萎え」
「びみょー」
「あら、そーぉ?ママはこれ美味しいと思うけどな。まあ中学生にはわかんないか。あとでパパが帰ってきたらウィスキーと一緒に食べましょ」