
海の見えるレストランで「ウミガメのスープ」を食べた男は、先月海で遭難したときに「ウミガメのスープ」と言われて食べたものとは明らかに全然違う味と食感であったにも関わらず、またその遭難したとき以外に「ウミガメのスープ」をこれまで生きてきた中で食べた可能性は無かったにも関わらず、今食べているのと同じ「ウミガメのスープ」をどこかで以前食べたことがあるような気がした。一体なぜか?
*Q2 光四さんのリサイクルです。
転載元: 「【既視感ますか?リサイクル】come rescue me, I'll be waitin'」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/11066
*小さい頃のことで、なんのスープかは聞かされなかった(または覚えていなかった)ため。
「あー、あれウミガメのスープだったんだ!懐かしい」
「お客様、以前も召し上がったことがおありなんですか?」
「いや、小さい頃、俺、偏食で食が細くてさ。
体も弱くてすぐ熱出してた。
そんな俺に少しでも元気になってほしいと思って、お袋がよくスープを作ってくれたんだ。それがうまくてさ。
子供の頃だからなんのスープとか聞いてなかったし、そんなに関心もなかったんだけどな。
小学校上がる頃には元気になってたし、今はこのザマよwちょっとは痩せねーとww」
「さようですか。そういえばうかがいましたよ、先月大変だったんですってね」
「あークルージングの話?
台風来てるけど平気だろう、って甘く見てたんだよね。
まあレトルトとか積んでたし、1日で海保の人来てくれて助かったけど。
『台風の最中クルージングに行って遭難するバカ』とかネットで炎上して散々w
まじで台風シャレならん。
みんな気をつけた方がいーよ。
そーいえばあれ?
あの時のレトルトウミガメのスープあった気がするけど、全然味違ったな?」
「まあ、レトルトと作りたてですからね…それは違うかと」
「まーそーだよな。
最近じゃお袋も弱っちゃって、スープとかは作ってくれないかもしれないけど、久々実家に顔でも出してみるかな。ごちそうさま!」
「そんなきっかけになれて光栄です。お気をつけて」
(そうですか。お母さまもこちらの趣向の方だったのですね)