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【ことわざますか?リサイクル】but I can’t help

[ウミガメのスープ]

天使のように賢く、常に落ち着き払っている猫のアンジェロ。
本来足を踏み入れるべきでないところに、馬鹿のように駆け込むことなんてしない。
毎朝ゆっくり庭のパトロールをするのが日課だ。
でも、今朝に限って、慌てて飛び出て、また走って戻ってきた。
なぜ?

*猫の習性について知識があるとおそらく有利ですが、知らなくてもイメージはできると思います。

*Q6 セルフリサイクルです。


出題者:
出題時間: 2022年5月8日 20:10
解決時間: 2022年5月8日 20:28
© 2022 gattabianca 作者から明示的に許可をもらわない限り、あなたはこの問題を複製・転載・改変することはできません。
転載元: 「【ことわざますか?リサイクル】but I can’t help」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/7309
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初めて降っている雪に興奮して外に出たものの、あまりの冷たさに走って戻ってきてしまった。
可愛い。

ここはとある地中海沿岸の町。
毎週土曜日になると蚤の市”Mercato delle pulci”が立つことで知られている。
夏は温暖なビーチリゾートとして知られるが、冬は意外と冷える。
年に1回あるかどうかだが、雪が積もる日もあるのだ。

マルツォは、去年の3月、南部の町からここに引っ越してきた。
クリームポイントのアンジェロ、白い犬のスケルツォも一緒だ。

ある冬の朝、マルツォは外の明るさに目を覚ました。窓を開けると、一面の雪景色。
月も日も出ていないのに、雪が光を反射して、眩いほどだ。

「いつもの日課だ。出せ。」
アンジェロは落ち着いた様子でマルツォにせがんだ。
そっとドアを開けるマルツォ。

外に広がるのは銀世界。
南部育ちのアンジェロにとっては初めての景色だった。
興味にかられ、思わず走って飛び出すアンジェロ。

…しかし、雪は見ているのと触るのでは全く違う。

「MIAaaaaaaaaOooooooooo !!!」

あまりの冷たさに、日頃の落ち着きも忘れて、背中の毛を逆立てて走って戻ってきたアンジェロ。
マルツォはそれには気付かないふりで、そっとドアを開けてあげると、アンジェロの足を優しく拭いてあげた。


その頃、スケルツォはその名の通り、積もる雪の中をはしゃいで跳ね回っていた。

(白い雪の中の白い犬…埋もれてしまうとどこにいるかわからないぐらいだな。)


*初めて雪に触れた猫の反応は、こちらなどを参照してください。

*百人一首 その三十一【あさぼらけ ありあけのつきと みるまでに よしののさとに ふれるしらゆき】からのinspireでした。
*百人一首 その二十九【こころあてに をらばやをらむ はつしもの おきまどはせる しらぎくのはな】要素も解説に加えてみましたw


出題者:
参加するには または してください
パトロン:
アシカ人参
と 匿名パトロン 3 名
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Cindy