
ストーカーに追われる怖い夢を見た女。
思えば、先週もその前の週も、同じようなことがあった。
カウンセリングの勉強をしている親しい友人に相談したら、何かの妄想や強迫観念が影響しているのではないか、と言われた。
女はちょっと憮然とした。
なぜだろう。
*3月29日(日)23時頃終了の予定です。
転載元: 「I was there for you in your darkest night」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/10793
*先週もその前の週も、夢ではなく現実で「ストーカーに追われていた」から。
大学時代の親友、逆瀬川雲雀と甲東園美也。
卒業後、逆瀬川は国際協力機関に就職し、甲東園は心理学の勉強を続けるため、英国の大学院に進学した。
そんな逆瀬川は、英国で行われた国際会議に参加した際、甲東園の元を訪ねた。
「美也久しぶり〜〜カウンセリングの勉強は順調?」
「まあ ぼちぼちやなー」
「そういえばさ、昨日も怖い夢見た。ストーカーに『これからどこ行くんです?』とかしつこく言われて、『これからピラティスのクラス行くんで』って言って逃げた」
「うんうん」
「それで、しばらくしてもまだウロウロしてるから、急いで駅に向かうんだけど、普通に電車に乗っても追ってきそうだから、新幹線に乗ったの。思えば、先週もその前の週も同じようなことがあったんだよね」
「う〜ん?強迫観念とか妄想とかが影響してるんちゃう?」
「え、何それ、ひどい。妄想じゃないし。普通にリアルでここ数か月追われてる。全く同じ経験やって新幹線の改札に駆け込んで逃げたこともある。相手も誰だかわかってるんだけど」
「…は?同じようなことってのはリアルの話なん??そやった、雲雀モテ女体質やったわw」
「笑い事じゃないよ!親友なんだから、困ったときはいつだって相談に乗るよ、って言ってくれたじゃん?」
「あー 求められてたんは、カウンセラーモードやなくて、親友モードか…まずは警察に相談やな。あとは、早急に海外転勤の希望出すか、高槻と結婚するか」
「…」
帰国した逆瀬川は、親友のアドバイス通りに全部やった。