
「君はまだ若いから」
そう言われて落胆した私は、さまざまな経験を重ね、ようやく私のなりたかった年齢に達したのに。
こともあろうに、その人は、私を更に失望させた。
なぜ私は失望したのだろう?
転載元: 「I'm in a new hell」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/10935
*若すぎる私には分からない、と言って私と別れた12歳年上の男は、12年後も同じ年の女を選んだ
何が諍いの元だったかは思い出せない。
でも、「君はまだ若い。子どもの君には分からない」という彼の言葉は、心底私を打ちのめした。
確かに私は何も分かってないかもしれない。
でも、年の差なんて、私にはどうしようもできないことを理由にされたって、どうしろっていうの。
そんなこと言ったら、もっと子ども扱いされるんだろう。
私は唇を噛み締めるしかなかった。
私たちの関係は、その後程なくして消滅したけど、その言葉は消えない傷として私の心に残った。
あれから12年。
私は当時の彼と同じ32歳になった。
恋も、その他のこともいろいろ経験して、少しは分別もついたと思う。
そんな私の目に飛び込んできたニュースは、44歳の彼が24歳年下の女性と結婚した、というものだった。
当時の私と同じ年の相手だ。
結局彼が好きなのは、若い女。
それも、彼の説教を笑って受け入れるような。
でも、もっと好きなのはそうやって年上ぶって自慢げに振る舞う自分自身。
彼にも、そんな彼の言葉に縛られてきた自分にも失望した。
子どもなのは、どっちよ。
(元ネタ:“All too well” by Taylor Swift)