祝福

親友のウミスケの結婚式に参加することになったカメオは、ご祝儀を渡すどころかウミスケに結婚式会場までの交通費を請求したにも関わらず、ウミスケに感謝された。いったいなぜ？

(FA要約は下に)

カメオとウミスケは小学校時代からの親友だ。カメオは就職とともに地元を離れたのでやや疎遠にはなっていたが、それでもたまに連絡は取っていたし、お互いにかけがえのない友人であった。

そんなある日、ウミスケからカメオの住む街の近くに来るとの連絡があり、久々に再会した二人。近況報告や昔話に花を咲かせる中、カメオはウミスケが近々結婚することを知る。

カメオ「本当か！おめでとう！！…いやぁ、あのウミスケがついに結婚か、感慨深いなぁ。」

ウミスケ「ありがとう！本当、自分でもびっくりだ、独身を貫くのを覚悟してたよ。…それでだ、住んでるところが遠いから無理はいえないが、可能ならぜひ式に来て欲しい。大丈夫そうか？」

カメオ「勿論！親友の門出の祝いだ。何としても駆けつけるよ。…そうだ、挙式はどこでやるつもりだ？ホテルのチャペル？正式な教会？」

ウミスケ「まだその辺りはこれから詰めるところさ。せっかくならちゃんとした牧師さんを呼んで式を挙げたいなぁとは思っているけど、お金の都合もあるしな。」

カメオ「そうか、だったら、俺でよければ牧師、務めようか？謝礼は親友割引で交通費の実費だけでいいぜ。」

ウミスケ「え？あ、そういやお前牧師なんだっけ。見た目や言葉遣いがっぽくないから忘れてたよ笑　いや、そりゃありがたいけど、本当にいいのか？正式な牧師に依頼すると謝礼普通に10万以上とかするって聞いたけど」

カメオ「いいってことよ。お前の晴れ舞台の手伝い、ぜひさせてくれ。」

ウミスケ「カメオ…！ありがとう！本当にありがとう！」

―――結婚式当日―――
カメオ「新郎ウミスケ、あなたはここにいるカメコを、病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も、妻として愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか？（ウミスケ、心の底から祝福するぞ、おめでとう！幸せになれよ！）」

ウミスケ「はい、誓います。（カメオ、おかげで最高の式になったよ、本当に…本当にありがとう…！！）」

FA要約：カメオは牧師であり、親友のために本来多額な謝礼を固辞し、交通費の実費だけで仕事を請け負ったから。
（結婚式にまつわる専門職であれば牧師でなくても可能）

P.S.　Cindy1周年、おめでとうございます！この1年自身の都合であまり参加できていないのが心苦しいですが、はやてさんをはじめCindyの立ち上げ・運営に尽力いただいた方々、Cindyを盛り上げ発展させているユーザーの皆さまのおかげで私も楽しく遊べていることを心から感謝しつつ、祝福を送りたいと思います。