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とある村

[新&形式] [闇&常駐]

【問題】以下の問題文を読み、
『村人の中に殺人犯がいる』と考えている人物と、その理由を答えよ。
_________
私はシンディ。このウミガメ村の村長、カメルの一人娘である。ある日、私は友達のラテオの元に向かうと、ローレンという友達に出会った。ローレンはこう言った。「ラテオが外に出てこない」と。鍵が開いているドアを開けると、ラテオ 首を吊って亡くなっていた 。遺書と共に。そういえばラテオ、この村のマドンナ、ウミメに嫌われて破局した後、連絡がぱったり途絶えたっけ。さて、私は驚いてカメルの元に駆けつけ、その旨を伝えた。彼は驚かなかった。
ラテオの葬式が執り行われた。ラテオの母ラテミ、父ラテルは息子の死に涙を流していた。ウミメは、葬式中ずっとにやついていた。葬式後、村の皆が一堂に会し会食をした。隣の家のアリアが話しかけてきた。「ラテオくん、いい子だったのにねぇ」私は意気消沈したまま「うん…」と答えた。ローレンが話しかけてきた。「死ぬなんて、信じられないね」と。その通りだ。彼が自殺するなんて信じられない。彼はそれほど思い悩んでいたのか。そう思うと、彼についてなにも知らなかった自分に気づいた。彼のことを…もっと知りたいな。集まっている皆とラテオについて話してみよう。
(後略)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
※返答はYES/NO形式で行います。

※質問数制限お一人様15回、回答制限(何かの質問でないもの)無制限とします。質問数残り5回になりましたら、ヒントを提示いたします。(是非少ない質問数にチャレンジしてみてください。)質問回数制限は、進行の様子などによって緩和することがあります。

※○○は「村人の中に殺人犯がいる」と考えていますか? などという、正解を直接問う質問(リスト聞き含む)は禁止といたします。(理由なしの回答として無返答で処理します)

※回答の際は人物、理由双方をご回答ください。どちらか一方だけ正解の場合でも不正解としますが、惜しい場合ヒントを提示します。正解判定は通常より少し厳しめですので御了承ください。

※期限は11月12日(火)、22:30迄を予定しております。


出題者:
出題時間: 2019年11月2日 19:49
解決時間: 2019年11月13日 6:17
© 2019 Duffy 作者から明示的に許可をもらわない限り、あなたはこの問題を複製・転載・改変することはできません。
転載元: 「とある村」 作者: Duffy (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/3753
タグ:

人物…Duffy(問題作成者、作者でも可)
理由…問題を成立させるために殺人犯が必要だから。

(その他、別解として認められたもの。(例、参加者(自分の名前)、問題文に謎は不可欠であり、今回の謎はラテオの死の理由と推測できるから。など))

(条件1:「以下の文」を「問題文」として正しく認識しているか
条件2:「いる」を「必要である」という意味であると認識しているか
条件3:「読み」の主語が参加者でないと認識しているか)

質問+回答の合計数が8以下の方に、非公式称号「村の潜考者」を勝手に差し上げます。
(別解であっても、一番初めの正解マークまでの数を合計数とします。)(いらっしゃらなければ最も質問+回答数が少ない方に差し上げます)

本文を読むと、「皆いかにも怪しいが、確たる証拠がない」ということが分かる。当事者ラテオ、自殺を訝しむシンディ、突然話しかけてくるローレン、ラテオの両親、そしてラテオの死に驚かなかったカメル。葬式中笑っていたウミメ。皆怪しいが、「村人の中に殺人犯が居る」と考えているという確固たる証拠は導き出せない。

もう一度、今回の【問】を読んでみよう。
【問】以下の問題文を読み、「村人の中に殺人犯がいる」と思っている人物およびその理由を答えよ

まず、この本文は「問題文」なのである。この文を問題文として見ると…この問題文は亀夫君問題(又は推理ゲーム)に類似するものと推測できる。(後略)にはきっと「シンディになりきって謎を解き明かして下さい」などと書いているのだろう。しかし、ここには問題がある。(ミステリー的な)先入観を捨てきって見てみよう。この話は「ただ自殺した男について知りたい女の子」の話であり、これについて解決すべき「謎」が見当たらない。この文は問題として成立していないのだ。これを問題文として成立させるためには、村人と話していくと謎が出てくる様な仕掛けを施すべきである。例えば、自殺ではなく何者かに殺害されたのだと。

次に、「読んで」というワードは、主語が示されていない。必ずしも参加者が主語とは限らないのである。この主語は、「村人の中に殺人犯がいる」と考えている人だと推測できる。

最後に、「いる」というワードにも疑問が残る。「居る」という解釈だけでなく、「要る」という解釈もできないだろうか。殺人犯が必要である人、それはこの文を「問題として」成立させる必要がある人である。

もうお分かりだろう。
この問題文を読み、「村人の中に殺人犯が要る」と考えた人物は、
作者(Duffy)であり、理由は「問題を成立させるため」である。

【別解補足】
解説中「先入観を捨てきって問題文を読むと、」と書いてある。この問題を「問題として」解く場合、参加者はどのような思考回路で問題を進行させるだろうか。前半部分がラテオの自殺について書かれていることから、この自殺について村人と話せば何らかのヒントを得ることができると考えるはずである。ここでの典型的なヒントとして予測されるものは、「ラテオが他殺である」と思わせる発言である。この亀夫君問題を問題として解く参加者も、思考の過程で「この問題は、ラテオの自殺の真相を当てるものだな…」という結論を導けるため、【問】のように考える人物を参加者としても、的確な説明ができていれば正解とする。また、このような趣旨を捉えた解答であれば、別の回答でも正解とすることがある。


出題者:
参加するには または してください
パトロン:
アシカ人参
と 匿名パトロン 3 名
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Cindy