【黒ますか？リサイクル】come on, let your colors burst

Cindy社の開発した無料スマホアプリ「ブラックタートル」はお絵描き機能と作品を展示・鑑賞する機能があることで一時人気アプリとなったが、絵を描くのに黒1色しか使えず、濃淡や太さすら変更できないらしい。
なぜ人気アプリとなったのだろうか?

＊Q11 kUmaさんのリサイクルです。

＊塗り絵の下絵づくりをしてくれるアプリだから。

塗り絵というと子供のものと思われがちであるが、実は結構大人の間でも人気である。
大人向けの塗り絵には、写実的な風景や植物、世界の名所、名画や曼荼羅に至るまで、様々な題材があるが、「自分の好きな画像を塗り絵してみたい！」というニーズもあることに、Cindy社は気付いた。

そこで、同社は、「この画像を塗り絵に加工したい！」と思った時に、塗り絵用の下絵を「お絵かき」してくれるアプリを開発した。
それが、この、「ブラックタートル」である。
どんなに写実的な絵や写真であっても、黒い太線で単純化した画像に変換してくれるのだ。

出来上がった「絵」は、プリントアウトして好きな画材で色を塗って楽しむことができる。
塗り絵愛好者は、リアルな画材で色を塗りたい人が多いということを踏まえて、あえてアプリからペイント機能は排除した。
もちろん他のペイントアプリを使って、PCやタブレット、スマホで塗り絵を楽しむことも可能である。

そして、ペイント機能を排除しただけで、色を塗って完成した作品を展示・鑑賞して楽しめる機能も「ブラックタートル」には搭載されているため、「下絵から自分のオリジナルの塗り絵を見てほしい！」という塗り絵愛好家の間で、人気を博しているのである。