stop **** me, government hooker
[ウミガメのスープ]
鳴浜は某省庁で働いている新人官僚だ。
公務員への国民の目が厳しくなっているので、倫理規定を守るようにきつく言われている。
そんな中、鳴浜が慕っている上司の上牧補佐官が、重要な利害関係者であるA社の曽根支社長と会食しているのを見てしまった。
しかも上牧は贈答品を受け取っている様子で、高額な食事の支払いは曽根支社長だった。
鳴浜は、勇気を出して直属の課長である出屋敷に通報した。
しかし、出屋敷課長から指導を受けたのは鳴浜の方であった。
なぜだろう。
なお、出屋敷による指導に理不尽やハラスメント・個人的な感情は含まれないものとする。
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転載元: 「stop **** me, government hooker」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/10470
上牧と曽根は（単身赴任中の）夫婦であり、出屋敷は上牧から鳴浜によるストーキング被害の相談を受けていたから。
「遠く離れて住んでる夫婦が、たまに二人で外食したっていいでしょう。
贈答とか高級な食事とか、誕生日か結婚記念日か何かだったんじゃないんですかね。
ま、そういうの詮索も最近ではセクハラって言われるから、ほんとのところは分かりませんが」
「え 夫婦？」
「そう まあたまたま利害関係会社ではあるけれど、結婚の方が先だから仕方ないでしょう。
上牧補佐官からは、気まずいんで異動させてくださいって希望は聞いてるけどね。
それより、実は補佐官から、ストーカー被害を受けているような気がする、という相談を受けているんだけどね。
なんで鳴浜さんは、補佐官がその店で食事をするってことを知ってたんですか？」
「え 夫婦？」
「そう まあたまたま利害関係会社ではあるけれど、結婚の方が先だから仕方ないでしょう。
上牧補佐官からは、気まずいんで異動させてくださいって希望は聞いてるけどね。
それより、実は補佐官から、ストーカー被害を受けているような気がする、という相談を受けているんだけどね。
なんで鳴浜さんは、補佐官がその店で食事をするってことを知ってたんですか？」
