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悪魔召喚 Q.E.D.

[ウミガメのスープ]

ヨーロッパに中世から伝わる、悪魔を召喚するカード。
カードは5枚一組であり、背には黒地に一番から五番までの数字が、表には以下の意匠を凝らした絵が描かれている。
一番のカード:バフォメットに似たおそるべき悪魔
二番から四番までのカード:(後述)
五番のカード:燃え上がる教会

床に五芒星を書き、☆の上の頂点から番号順、時計回りに正しくカードを配置する。
そしてカードとともに伝わる呪文を唱えると、一番のカードに描かれた悪魔が召喚され、いかなる願いもかなえることができる。
しかし手順を誤ると、召喚された悪魔に食われてしまう。

さて、二番から四番までのカードの表は、順不同で以下の絵である。
A.鎌首をもたげる蛇
B.黒く燃える太陽
C.血塗られたロンギヌスの槍

この術式が成功し、願いをかなえてもらえる確率が50%を大きく下回っている場合、四番のカードの表の絵は何か。
理由ととともに答えよ。


出題者:
出題時間: 2025年5月3日 20:26
解決時間: 2025年5月3日 21:08
この作品は
CC BY-ND 4.0
の下で公開されています。
転載元: 「悪魔召喚 Q.E.D.」 作者: GoTo_Label (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/10347
タグ:

A.鎌首をもたげる蛇

・術式が失敗するのは、カードの天地の向きを間違えた=「正しくカードを配置」できなかった場合に発生する。
・5枚の中でBとCは、表の絵の天地が明確ではない可能性がある。(Bは円形、Cは槍の穂先が上向き・下向きのどちらが正しいか確定できない)
カードの背の番号はローマ数字で描かれていた。ⅡとⅢは背の番号でも天地を判別できないが、Ⅳは判別が可能。
・「確率が50%を大きく下回っている」ということは、天地が判別できないカードが2枚以上あることを示す。
以上より、二番と三番がBとCであり、残るAが四番となる。
Q.E.D.


出題者:
参加するには または してください
パトロン:
アシカ人参
と 匿名パトロン 3 名
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Cindy